審査に通りやすい人と、審査に通りにくい人の違いはどういったものでしょうか。
端的には、信用があるかないかということですが、もちろん人間性の問題ではないのです。

同断窓口などでは、対面形式になるので、人間性が重視されることもあるかもしれません。
しかし、大半は、書類選考で審査に通るか通らないかが、決まると考えていいでしょう。
さらには、与信情報なども審査の対象となるのです。

このような本人の客観的な信用力を判断したものが、属性と呼ばれるものです。
融資を受ける際の信用度ということです。

信用という言葉から、人間的な器の大きさなどを考えてしまいますが、
そうではなく、属性というのは、その人の状況を客観的に表した指数や、
指標と考えて差し支えないでしょう。

属性は、数値化されてそれをスコアリングと呼んでいます。
正規雇用の人でしたら、5点でアルバイトは3点、無職は0点といったように、
すべての項目を数値化して、スコアリングの点数が最終的に定められた数値以上になると、
融資OKという判断になることが多いのです。

ある意味、無機質な感じになってしまいますが、毎日多くの人が融資の申し込みをしているので、
スピード重視で融資を考える場合は、このスコアリングシステムは、
大きな意味を持っているということになります。