クレジットカードの現金化の是非について
2017年08月19日 18時11分
クレジットカードを持っている方は、ショッピング枠の現金化
本来、クレジットカードはショッピング枠とキャッシング枠があります。
キャッシング枠は総量規制範囲内ですが、ショッピングは違います。
また金利も安い事から、この機能を利用して、現金を作ることは可能です。
ショッピング枠の現金化業者
インターネット内には現金化業者がたくさんサイト公開しています。10万円のショッピング枠手の平均換金率は7~8万円程度。
それに手数料ということですから、金利にしたら25%以上ということになります。
しかし、これにクレジットカードの返済利率が加わりますから、実は40%程度になってしまうことに。
利息制限法でいう20%を大きく上回ることは当然ですが、これは合法か非合法か?というと、グレイゾーンであることは確かです。
しかし、ショッピング機能で、品物をかいました。
家には数百円程度の品物が届き、それが10万円です。
10万円の買い物をして、7万円程度の現金が手に入る仕組みですが、お金をクレジットカードで購入。
うまく考えたものですが、クレジットヒストリーにおいては、現金化業者を使用することでのブラックになってしまうことがあります。
ですから、金融庁としては、現金化は認定していないことで、借入としては非合法です。
ヤミ金業者による現金化
ヤミ金では、品物だけを届け、あとは現金を持ち逃げする犯罪が横行しています。この場合の債務整理はできません。
なぜなら、ショッピング枠は貸金業法ではないため、即金で全額保証しなければならないことに。
できませんというのは犯罪に加担したことになるという恐ろしいことなのです。
ですから、どうしてもお金が必要で、審査に通らないブラックだとしても、現金化業者とのお付き合いはおすすめできない方法です。
金融機関でも金融業者でもないことで、高い危険性のある行為です。
還元率にとらわれない
クレジットカードのショッピング機能は、現金を手にするものではないのです。キャッシングではなく、あくまでもショッピングのためのものであるため、現金を手にすることが違反です。
とても低金利といいますが、手数料などで40%どこではなく、年利300%の悪徳業者も多いです。
カードローンの総量規制オーバー、なんとか現金を手にする方法を考えたいところですが、ショッピング機能に手をつけることは反対です。
もし、クレジットカードにバレたら使用停止ですし、個人信用情報機関の金融事故にもなります。
既に、総量規制範囲でマークされているのですから、ここは債務整理です。
ブラックをホワイトにするのは、ここから数年間のキャッシングができない生活をしていくことです。
10年間我慢できれば、堂々と大手消費者金融でのキャッシングもできるようになります。