銀行カードローンと消費者金融カードローン
2017年06月07日 10時43分
お金を借りる金融機関では、銀行よりも消費者金融が審査は甘いです。
インターネットなどでも大手銀行も三菱東京UFJ銀行カードローンや三井住友銀行カードローンなどのバナーを見かけます。
簡単に申し込みもできそうですが、消費者金融系のカードローンの方がもっと楽に審査は通ります。
これは、貸金業がメインにしているのが消費者金融だからです。
銀行カードローンなどは最近の商品といえることで、昔から銀行からお金を借りるとなると、多くの提出書類があったり、担保となるものがなければ相手にしてくれなかったものです。
しかし、最近では、大手だけではなく、地方銀行や信用金庫のカードローンに力を入れています。
でも、消費者金融系の審査より厳しいのが現実です。
総量規制
2つの貸金の違いは総量規制にあります。これは、消費者金融特集などで良く見られる言葉ですが、借入限度額が年収の3分の一に規制されていることです。
同時に、利息制限法など施行により、金利の上限も定められました。
それぞれの返済能力に合わせた貸金をするよう、貸金業での決まりです。
これを守っているのは消費者金融であり、銀行は貸金に関しては。銀行法で行っているため、総量規制対象外とされています。
ですから、審査に関しても厳しいとされています。
金融会社と金融機関
同じように言葉ですが、金融会社は貸金を主に行う消費者金融などで、銀行は金融機関が正解です。細かなことですが、銀行は貸金が主要な業務内容ではないです。
最近は、大手消費者金融のほとんどが、銀行の傘下に入っています。
しかし、カードローンに関しては、銀行と消費者金融と別物です。
良くわからない事ですが、大手消費者金融のほとんどが、銀行傘下に入っていますが、カード内容も審査も違います。
キャッシングのしやすさ
キャッシングができれば良いわけです。ただ消費者金融の方が審査が甘いのでしやすさは抜群です。
実際に返済に段階になると、銀行カードローンの低金利は魅力です。
どうしてもそこに行くつくことになりますが、審査は厳しいと金利は反比例。
ギリギリでも銀行の審査に通りたいという理由の本音はここにあります。
また、銀行の住宅ローンや自動車ローンを組むときに、銀行カードローンの債務は良いけれど、消費者金融カードローンの債務で審査落ちをするとの口コミもあります。
これを知ってしまうと、カードローン会社も選択が必要なのかな?と思う方も多いでしょう。
キャッシングのしやすさは消費者金融ですが、こんな裏話も潜んでいます。
サービスの差
銀行系カードローンも消費者金融もサービスの差はあまりありません。
今では両方共に全国の銀行やゆうちょ、コンビニATMで利用が可能です。
都会は、消費者金融の無人契約機も多いですが、地方では絶対に存在しているゆうちょ銀行などの方が使い勝手は良いのです。
ですから、サービスの地域差はあまりないかももしれません。
借入先を選べない
銀行カードローンは良いけれど、審査に通らなくては契約ができません。保証会社の保証が受けられなければ、信用情報の内容で審査基準をクリアしなければならない。
多重債務や信用情報に自信がないのなら、やはり必然的に消費者金融になってしまう方も多いかもしれません。
それでもまだ大手カードローン会社の審査に通れば良いのですが、そこがダメなら、中小消費者金融か債務整理です。